最後も加治屋で締めさせていただきます。③の続きです。
SSS兼子さんのDVD撮影の為、品川にある撮影スタジオに向かった加治屋組
(もちろん着替えてますよ)
この撮影、第2のラジオ体操と銘打った兼子さんオリジナル体操とダンスをコラボさせたものの撮影で、実は4日前に突然振り付けを頼まれました
ちなみに僕の前に振り付けを担当していたのは、かの有名な「〇〇ーマン」
日本一の振付家さんです
ものすごく忙しい方たちなので、振り付けが出来上がったのが撮影5日前。
さらにその振り付け、兼子さんの趣旨に合わずボツに・・・
そこで兼子さん主催ステージesの振付家のわたくしに依頼が来たのです
すごいプレッシャー
日本一の振付家を差し置いちゃった横浜一のイケメン
3日間ほぼ寝ずにがんばりました
スタジオ入りし、女性のダンサーさん8人(うち1人は相方です)のヘアー&メイクセットが終わるのを待って撮影へ。
ダンサーさんたちに振りを移しそのまま撮影に入るとのことでしたので、かなり駆け足スケジュールです。
しかしさっきまで昭和20年の世界にいたせいかド派手でキレイな女性陣を前になかなかスムーズにできず変な汗が
しかも21:30にはNHKに戻らなくてはいけません
振り移し自体はダンサーさんのスキルが非常に高かったので意外と早く終わったのですが、やはり撮影って時間がかかるものなんですね
実物を見るのとカメラを通したモニターで見るのとでは本当に別物で、
僕よりも若い男のディレクターさんは一切の妥協を許さず(常に半ケツでしたが)、
何パターンも粛々と撮影し(半ケツでしたが)、
結局時間内に終わらず加治屋組は一旦NHKへ・・・
NHKでまた昭和20年のおじさんになり、1時間ほどで収録は終わり、再び品川へ
最終的には相方1人でのソロの撮影になり、解散になったのが1:30(AM)
帰宅したのが2:30・・・
犬を散歩させてお風呂に入ったのが3:30・・・
イヤ、寝るのが朝になったのを言ってるワケじゃないですよ
実に17時間のあいだ、ぼくはずっと7・3分けでした
さすがにDVDの撮影の方は帽子をかぶって挑みましたが、間違って手で帽子を飛ばしでもしたらさあ大変
僕の権威は一気に地に落ち、ド派手でキレイなダンサーさんたちはその場で踊れなくなってしまったことでしょう
ある意味すごい緊張感何ごともなくてなによりでした
こんなにいろいろな感情を体験できた一日はそうはありません
このまま一生この髪形になっちゃったらどうしようという
一抹の不安もお風呂に入ったら消え、
終わってみればどの経験も僕の財産になりました
あの一世を風靡した7・3分けでさえも・・・
長々と駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました<m(__)m>
人を満足させるモノを作るのって本当に大変なんですね
僕は踊ることしかできませんが、僕のダンスで見ている人を感動させることが出来たら
こんなにうれしいことはありません。
そのためには「努力あるのみ」ですね
いまはただひたすらに突き進みます!!
おしまい。